嗅上皮
キュウジョウヒ
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分野名
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解説
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【概要】
鼻腔上壁を被覆する粘膜上皮
← 上鼻道、中鼻道、下鼻道の、さらに上方
匂い分子を感知する部位
→ 嗅細胞(嗅刺激の受容体)、支持細胞と基底細胞から構成
→ 双極性ニューロンで、一方にはにおい物質を感受する部位、もう一方には粘膜固有層へと軸索を伸ばす(嗅糸)
→ 軸索が集合し嗅神経となる
嗅上皮にはボウマン腺が存在
→ 嗅上皮の表面を覆う粘液を分泌
ヒトの嗅粘膜は約10平方センチの広さがあり、黄褐色をしているので、鼻腔の他の部分を覆う呼吸上皮から区別される。
【嗅神経の走行】
鼻腔上壁にある篩骨篩板の小孔を貫く
→ 篩板上にある嗅球に達する
→ 2次ニューロンとシナプス結合
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