歯内療法＆歯周病

【概要】
・歯肉歯槽粘膜形成術ともいう

・付着歯肉の獲得、歯肉退縮に対する処置、口腔前庭拡張が目的

・付着歯肉のない深いポケットに対しては歯肉弁根尖側移動術とフラップオペを適応
・歯肉退縮に対しては、遊離歯肉弁側方移植術(全顎的歯肉退縮)や歯肉弁側方移動術(局所的な歯肉退縮)を行う
・口腔前庭拡張や小帯切除を併用することがある


《参考：GTR法》
・歯根膜由来の細胞を誘導して結合組織性付着をはかる
・2、3壁性の垂直性骨吸収と貫通していない分岐部病変が適応
・水平性骨吸収に対しては禁忌

《参考：歯周ポケット掻爬術》
・浅いポケットの除去
・キュレットスケ-ラーでポケット上皮を除去してSRPを行う
・炎症の軽減をはかる

《参考：新付着掻爬術》
・浅いポケットの除去
・ポケット底部に内斜切開してSRPを行う

《参考：歯肉剥離掻爬術フラップ術》
・4mm以上の深いポケットにも適応
・付着歯肉が少ない症例は禁忌
・骨頂部をボーンサウンディングし、内斜切開を加えてSRPを行う



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