TCH
TCH
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分野名
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解説
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【概要】
閉口時に、上下の歯が常に触れている状態・習慣のこと
上下歯列接触癖ともいう
通常、安静時は上下の歯の間には前歯部で2~3mmの安静空隙があり、離開している。
食事や会話などの機能時に歯は接触するが、通常上下の歯が接触しているのは、1日のうち20分程度である。
反して、TCHとは長時間、軽く歯と歯を接触させている状態のため、顎周辺の筋肉はずっと収縮した状態が続いている。
そうすると、顎周辺の毛細血管は筋肉に押しつぶされた状態が続き、筋痛、顎関節症、歯周病などのさまざまな不調を引き起こしてしまう。
要因としては、姿勢やストレスなどが挙げられる。
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