北海道大学大学院 歯学研究院
口腔診断内科学教室
当教室の特色
当科は、国立大学で日本初の口腔内科の標榜を行っています。「口腔内科」は、「口腔を通して全身状態を診、全人的視野に立って口腔の健康にあたる」学問です。当科の理念は、
・全身がわかる人間性豊かで質の高い臨床能力を持つ「良き臨床医」を養成
・口腔内科、口腔外科分野における優秀な研究者、将来の指導者の育成
です。
当科は、旧第一口腔外科で口腔外科も学べる二刀流を実践しています。10名もの口腔外科学会専門医が在籍しています。研究については、IF付の英文論文を重視しています。歴代の英文論文数は学内トップクラスです。
教室基本情報
研究キーワード
PET 顎骨骨髄炎 味覚障害 口腔内科 唾液マイクロバイオーム
言語
主に日本語
年間論文数
20本以上/年
取得可能な専門医
-
日本口腔外科学会 認定医/専門医/指導医
日本口腔科学会 認定医/専門医/指導医
日本口腔内科学会 認定医/専門医/指導医
日本口腔診断学会 認定医/専門医/指導医
日本顎関節学会 認定医/専門医/指導医
日本歯科心身医学会 認定医/専門医/指導医
スタッフ
教授×1人、准教授×1人、講師×2人、助教×5人、医員×2人
大学院生×14人、研修医×6人、留学生×2人ホームページ
教室風景
詳細情報
教室が重要視しているポイント
当科は、教育、研究、臨床のバランスを取れた運営をモットーとし、臨床・研究・教育・論文・学会発表・国際交流・医科歯科連携など、包括的に力を入れています。
海外留学について
大学院生でも望めば支援しますし、自ら留学先を探して来たらバックアップします。
学振(海外)に採択され現在ドイツに留学して大活躍している医局員がいます。海外留学を希望する若い先生、大歓迎です。
診療について学べること
・求めれば当分野の最新治療を学べます。
・当分野の基本的治療手技が学べます。
・充実した指導の下で臨床が学べます。
・学内・教室内の勉強会が充実しています。
・当分野の認定医を取得できます。
・症例検討会が充実しています。
若手の先生に対するゼミが年間20以上あります。新人での学会発表や論文作成もあたりまえになっています。臨床に関しても、学内では一番忙しい診療科と考えています。
全国の国公立、私立大学歯学部から研修医が入局しています。また外国人留学生も複数在籍しています。
当科大学院生の奨学金免除はダントツ1位!
一般大学院生の平均的な学内診療日数
週2日程度です。
ほとんどの大学院生は、基礎研究しながらでも外来診療・手術もしています。
一般大学院生の平均的な平日外勤日数
外勤は平日1日、週末は自由です。
社会人大学院生の一般的な通学日数
現在は社会人大学院生はおりませんが、希望者がいたら入局可です。
研究における基礎教室、臨床における外部機関への出向
研究内容にって基礎講座や外部医療機関への出向もあります。
基礎への出向は本人の希望を尊重して決定しています。
外部医療機関へは、医学部(核医学、皮膚科、消化器内科)や薬学部、遺制研に出向しています。がん研や他施設への出向も大歓迎です。
大学院を目指す方へのメッセージ
医科歯科連携という言葉を耳にする機会があると思いますが、当科は歯科の中で最も医科と繋がりの深い診療科であると自負しています。皮膚科、消化器内科、免疫内科、核医学など臨床・研究で有機的な連携を実践しています。
当科では「よく学び、よく遊べ」をモットーとしています。春にはバーベキュー、夏には手稲山登山、秋には医局旅行、歯学部ソフトボール大会、冬には忘年会、ワカサギ釣り等、多くの楽しいイベント満載です。自自由な雰囲気の当科で一緒に勉強してみませんか。
Boys/girls be ambitious!!