過敏症 血管収縮薬による
カビンショウ ケッカンシュウシュクヤクニヨル
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分野名
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解説
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【原因】
エピネフリンの大量投与、血管内注入による
甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫患者、三環系抗うつ薬、MAO阻害薬服用患者
不安、緊張などにより内因性カテコラミンの分泌が増加している場合
【症状】
血圧上昇、脈拍上昇、不整脈
不安、緊張、多弁、ふるえ、頭痛
《処置》
半座位とし、酸素吸入(通常は経過観察のみで5-10分で自然に症状は消失)
症状が持続する場合には、鎮静薬(ジアゼパムなど) 、降圧薬(ニフエジピン) 、 β遮断薬(プロプラノロ-ル)の投与
《予防》
エピネフリンの使用量をできるだけ少なくする
エピネフリン以外の血管収縮薬、すなわちフェリプレシンを使用する
精神鎮静法を併用する
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