Christensen現象
Christensen・クリステンゼンゲンショウ
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分野名
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解説
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【概要】
・無歯顎患者に咬合床を装着し、偏心運動を行わせた時、下顎頭が前下方に移動するため咬合床の後方にくさび状に空隙が現れる現象
・前方運動では、左右両側の臼歯部が離開する矢状クリステンセン現象が生じ、側方運動では平衡側の臼歯部が離開する側方クリステンセン現象を生じる
・義歯が安定しない
・下顎の前方運動時に、前歯部は水平移動し、顆頭は前下方へ移動するために、臼歯部に離開を生じる現象
・側方Chrisiensen現象
→下顎の側方運動時に、作業側顆頭は関節商内で回転するためで、非作業側顆頭は前下内方へ移動するために、非作業側の咬合堤間に離開を生じる現象
→矢状顆路傾斜角の大小によって、Christensen現象の大小が決定される
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