交叉咬合排列
コウサコウゴウハイレツ
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分野名
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解説
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【概要】
下顎臼歯を外方に配列
→上顎歯の頬側咬頭を下顎臼歯の中心窩に嵌合させる人工歯排列法
・通常の臼歯部被蓋と逆の排列
【適応】
上顎顎堤弓が下顎顎堤弓より小さい
仮想咬合平面に対する臼歯部の歯槽頂間線角度が80度以下
【目的】
義歯床の力学的安定性を向上
【方法】
・ギージー法(Gygi法)上下顎左右側の人工歯を入れ替えて排列
・ミュラー法(Muller法)
【参考】
・天然歯の正常咬合の第一大臼歯の上下顎の歯軸が咬合平面となす角度は 80 度である。
・顎堤の吸収により歯槽頂は上顎は舌側、下顎は頬側に変位するので、歯槽頂間線の角度は小さくなる。
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