歯内療法＆歯周病

【概要】
・好中球の機能：
好中球は細菌感染症に対する生体防御機構において最も重要な役割を担う

・ 急性炎症に増加
・IgG抗体で覆われた異物を貪食するのみでリンフォカインを産生することは無い


【詳細】
好中球の主要な機能：
生体に侵入した抗原微生物を貪食、殺菌して排除することにある。
この目的のために、好中球には、接着、遊走、貪食、脱顆粒、活性酸素の産生、殺菌、消化などきわめて多くの機能が備わっている。これらの好中球の機能は補体や免疫グロブリンimmunoglobulin(Ig)などの結成因子との共同作業のもとに行われる。

■特徴
幼若好中球、単球の増加を核形の左方移動と呼ぶ→急性炎症、特に化膿菌感染症に特徴的
感染症では増殖する幼若好中球は主に棹状核球
顆粒球：好中球/好酸球/好塩基球→正常時：成熟好中球→分葉核球(45-55%)
未熟好中球→棹状核球(3-6%)


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