循環障害
ジュンカンショウガイ
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分野名
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解説
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【局所的循環障害】
<充血>
臓器や、組織の動脈と毛細血管の血液量が増加した状態。
<うっ血>
血液環流の障害から臓器組織に静脈血が停滞した状態。(腫瘍による壁の薄い静脈の圧迫・静脈内部に生じた血栓・腸管などなどの稔転による血流の停滞など)
<虚血>
局所に動脈血の減少あるいは消失した状態。
<血栓>
心血管内にできた血液凝固塊の状態。
<出血>
血管壁の破錠により赤血球を含む血液成分が血管外に出た状態。
<塞栓>
血流により小動脈に運ばれた血管内の物質が血管を閉塞すること。
<梗塞>
終動脈の血管腔の閉鎖や狭窄の結果として起こる組織の虚血壊死。
【全身的循環障害】
<全身性のうっ血>
血液環流の障害から臓器組織に静脈血が停滞した態。(心臓疾患・心不全など)
<ショック>
血液環流が全身性に低下し、高度の血圧低下などがあらわれる臨床症状。
<播種性血管内凝固症候群>
種々の疾患において全身の小血管に微小血栓が生じる状態。
<浮腫>
細胞間に間質液である水分が異常に増加した状態。
<脱水症>
体液の異常な減少。
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