上顎水平骨折
ジョウガクスイヘイコッセツ
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分野名
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解説
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【概要】
Le Fort1型骨折に同じ
【詳細】
■定義
梨状孔下部-犬歯窩-上顎洞壁-翼口蓋裂-翼状突起下部に達する骨折
■症状
一時的意識喪失、鼻出血、顔面腫脹、咬合不全、上顎歯列一塊として動く(上唇知覚異常はない)
■エックス線写真
Water法、後頭-前頭方向、側方向、CT追加
■治療
1) 非観血的整復法(新鮮単線骨折例など)
ゴム牽引整復後顎間固定、臥床伸展ベッドで重錘にて牽引整復後顎間固定、オトガイ帽で開口制限
2) 観血的整復法(骨折線が多いとき、陳旧例など)
ミニプレート、金属線で固定
組織内固定法(頬骨前頭突起に金属線で上顎固定)
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