Na+の輸送
ナトリウムイオンノユソウ
-
分野名
-
解説
-
【概要】
NaClは濾過された量の99%以上が尿細管で再吸収される。Na+の再吸収量が多いか少ないかは尿細管での再吸収や分泌が正常に行われているかどうかを判定する基準になる。
【詳細は…】
NaClは濾過された量の99%以上が尿細管で再吸収されている。そして、Na+が再吸収されるときは、溶質、ブドウ糖、アミノ酸及びリンなどの各種イオンがNa+と同時に移動するので、Na+の再吸収量が多いか少ないかは尿細管での再吸収や分泌が正常に行われているかどうかを判定する基準になる。Na+は近位尿細管で70~75%再吸収されるが、そのほとんどは近位尿細管の局部での能動輸送によるが、近位尿細管の後半部では受動的な再吸収も見られる。
★★★ ぜひご活用ください! ★★★
OralStudio歯科辞書はリンクフリー。
ぜひ当辞書のリンクをご活用ください。
「出典:OralStudio歯科辞書」とご記載頂けますと幸いです。