gastric tube
gastric tube
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分野名
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解説
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【概要】
鼻からチューブを挿入し、食道を経由して、胃に経路を作るチューブ
状況に応じ、術前・術後に使用
球麻痺などの嚥下障害などで、在宅医療にも用いられる
【目的】
胃の内容物を吸引
胃へ直接栄養・薬剤の運搬
【挿入時合併症など】
気管内への誤挿入、食道壁穿孔、食道気管支瘻などの合併症
←ベッドサイドで行える処置だが、胃に到達したか聴診器で確認
【不快感】
チューブの接触(軟口蓋や喉頭蓋)により、咽頭部不快感、構音障害を生じやすい
←どうしても違和感が強いときは小児用チューブに交換するのも手
【注意】
・鼻腔、口腔を経由しているので不潔になりやすい
・チューブの機械的刺激による炎症
・誤嚥性肺炎のリスク
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