下顎矢状分割術
カガクシジョウブンカツジュツ
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分野名
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解説
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【術式】
Obwegeser-Dal Pont法とObwegeser法の2つ
→違いは下顎骨外面の骨切り線のみ
→Obwegeser-Dal Pont法の方が骨の接触面積は広いが、作用に差はない
【適応】
・下顎前突、後退
・開咬
・下顎非対称
などの骨格的位置不正に適応できる
・後方への移動量は15mm
→15mm以上の移動が必要な場合はLe Fort I型骨切り術を併用
【長所】
・口腔内よりアプロ-チ
→外部に創傷がない
・下顎枝の骨切り
→歯列の連続性が保存できる
・骨切離面の接触面積が広い
→骨癒合が早い
・下顎角部の角度が改善できる
【短所】
・骨切離面が下顎管に近い
→術後に一過性の知覚異常(下唇)が生じる可能性あり
←オトガイ孔の位置移動によるため
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