多系統萎縮症
タケイトウイシュクショウ
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分野名
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解説
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【ジャイ・ドレーガー症候群】
原因
・神経変性疾患、非遺伝性非家族性
・脊髄中間外側柱、橋、小脳、線条体、黒質などに神経細胞の変性
症状
・起立性低血圧
・自律神経症状(排尿障害・発汗低下など)
・小脳症状
・パーキンソン病様症状
特徴
<年齢>
30~60歳代
<性差>
男性に多い
【進行性核上性麻痺】
原因
・慢性進行性の神経変性疾患
・黒質、上丘、淡蒼球、視床下核、小脳歯状核に強い神経細胞の脱落、グリオーシスを認める
症状
・核上性注視麻痺
・パーキンソニズム
・認知症
特徴
<年齢>
50歳以降
治療
・抗パーキンソン病はきかないことが多い
・対症的治療が中心
予後
発症から5~10年程度で寝たきり
【線条体黒質変性症】
原因
線条体(主として被殻)の小型神経細胞の変性・脱落
症状
・パーキンソニズム
・自律神経症状
・小脳症状
特徴
進行が早い
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