鎮静法
チンセイホウ
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分野名
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解説
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【概要】
・笑気鎮静法
笑気ガスを20 - 30%で使用
鎮静状態が得られる
調節性に優れ、回復も速い
人によって効果の差が大きく、診療室汚染や鼻閉の患者には使用できないなどの欠点もある
・静脈内鎮静法
ベンゾジアゼピン系(ジアゼパム、ミダゾラムなど)
ベンゾジアゼピン系は、抗痙攣作用を有し、至適濃度で健忘作用を示す。重症筋無力症、緑内障患者には禁忌
(1)ジアゼパム・・・血管痛があり、近年使用頻度は減少しているが、局所麻酔中毒患者や過換気症候群に用いられる
(2)ミダゾラム・・・血管痛はなく、ぜんぞじアゼピン系の中で最も作用時間が短い
・プロポフォ-ル
静脈全身麻酔薬だが、鎮静法にも利用
健忘効果はベンゾジアゼピン系に劣るが、調節性に優れる
血管痛がある
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