骨芽細胞
コツガサイボウ
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分野名
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解説
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【概要】
・破骨細胞との相互作用により骨のリモデリングを担う細胞
未分化間葉細胞から分化
・骨形成部位の間葉系幹細胞由来で、その大きさは20~30μm
・立方体または円柱形の形状
・細胞周囲にコラーゲンなどの骨基質タンパク質を分泌
← I型コラーゲン、オステオカルシン、オステオポンチン、骨シアロタンパクなど
→ 分泌した骨基質にリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)の結晶が沈着
→ 石灰化
→ 細胞自身が閉じ込められ、やがて骨細胞となる
【分化について】
未分化間葉細胞にサイトカインであるBMP-2が働きかける
→転写因子である「Runx2」「OSX」の発現が誘導される
→骨芽細胞へと分化する
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