小児歯科

【乳歯の歯内療法と使用薬剤】

直接覆髄法
→水酸化カルシウム

間接覆髄法
→水酸化カルシウムあるいは酸化亜鉛ユージノール

生活歯髄切断法
→FC法(乳歯のみ適応で予後良好だが、脱落が健全歯より早い)

感染根管治療
→水酸化カルシウムで根管充填(ガッタパーチャポイントは禁忌)


【生活歯髄切断法(FC法)の術式】
１　滅菌ラウンドバーで冠部歯髄を除去
２　露髄面を交互洗浄
３　バークレーのFC綿球(FC+グリセリン+水)を3 - 5分間塗布
４　FC糊剤貼付(FC+ユージノール+酸化亜鉛)


【幼弱永久歯の歯内療法】

生活歯髄切断法
・水酸化カルシウムを使用(FCは乳歯にのみ適応)
・アペキシソゲネーシスをねらう

抜髄
・水酸化カルシウムで根管充填
・アペキソゲネシスをねらう

感染根管治療
・Frank法を適応(水酸化カルシウム+パラモノフェノールカンフルで根管充填)
・アペキソゲネシスをねらう


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