顎骨の発生
ガクコツノハッセイ
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分野名
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解説
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【概要】
メッケル軟骨は下顎骨の発生に関与
→ただし下顎骨の形成には関与しない
【胎生6週まで】
・メッケル軟骨が耳胞から下顎突起の癒合部に位置
・正中は癒合していない
・下顎神経はメッケル軟骨の後方2/3で下歯槽神経と舌神経に分岐
【胎生6週】
メッケル軟骨の頬側で下顎骨が石灰化を開始
←石灰化中心は、将来下歯槽神経がオトガイ孔を貫く部位
膜性骨化
→メッケル軟骨を囲むようにして舌側にも広がる
【胎生8週】
メッケル軟骨の頬側で下顎角が形成
→その後、メッケル軟骨の方向とは異なった方向に下顎枝が形成される
→オトガイ孔付近では、下顎骨の成長により、オトガイ孔の位置が相対的に高くなり、より頬側に移動
【その後】
メッケル軟骨は膜性骨に取り込まれて消失
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