日本歯科保存学会 > う蝕治療ガイドライン第2版 > 2015
■ エッセンス
視診・触診・咬翼法エックス線検査によって95%以上の精度でう蝕が検出可能
■ 詳細
明かなう窩があれば診断は容易ですが、不顕性う蝕や隣接面の初期う蝕の検出・診断にはばらつきが大きいため細心の注意が必要です。
視診・触診においては、裸眼だけでなく双眼拡大鏡による視診、検査に先立ってブラシ・フロスによる歯面清掃と十分な歯面乾燥は必須です。
咬合面のエックス線検査では、咬翼法エックス線写真を併用することでより感度高く診断できることが証明されています。不顕性う蝕を疑ったときは、必須の診断法であるといえます。
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