日本歯科保存学会 > う蝕治療ガイドライン第2版 > 2015
■ エッセンス
う窩形成があれば視診・触診でわかるが、う窩形成がなけれはエックス線検査・透過診(FOTI)の併用が必須。
■ 詳細
前歯部隣接面う蝕は比較的容易に発見できますが、臼歯部隣接面う蝕に対しては視診と共に補助として光ファイバーによるFOTIの活用(透過診)が強く推奨されています。
レーザー蛍光法を用いたダイアグノデントは咬合面象牙質う蝕の検出は視診より明らかに感度が高いですが、偽陽性も出やすいため注意が必要。
当装置のエナメル質う蝕の検出は、象牙質う蝕の検出と比較して、
感度は低く(う蝕を正しくう蝕と判断する可能性が低い)、
特異度は高い(う蝕でないものを正しくう蝕でないと判定する可能性が高い)。
強く推奨