日本歯科保存学会 > う蝕治療ガイドライン第2版 > 2015
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視診・触診でう蝕除去を行った後、う蝕検知液を用いて染色すると、臨床実習の歯学部生では40~98%に取り残しが、経験15年以上の歯科医師でも13%に取り残しがあったとの報告があります。
う蝕検知液による染色性の判定は主観により左右されることが指摘されていますが、一方でう蝕検知液以上に客観的な判定を行うことは現時点でできません。また、う蝕検知液をガイドにう蝕除去を行うことで、無痛または軽度の疼痛でう蝕除去を完了できることも大きな利点です。
記述研究(症例報告やケースシリーズ)科学的根拠があり、行うように勧められる。