日本老年歯科医学会 > 診療室における義歯洗浄と歯科衛生士による義歯管理指導の指針 > 2013
■ エッセンス
外来では2か月に1回程度、往診では1か月に1回程度
■ 詳細
デンチャープラーク除去の重要性は言うまでもありませんが、デンチャープラークが石灰化すると患者さんや介助者によるデイケアでは除去できず、様々な問題を引き起こす原因となりますので、プロケアが重要です。以下に流れを示します。
1患者さんより義歯管理状況の聞き取り
2十分な照明下で義歯を観察(歯科医師)
3流水下、義歯ブラシで食渣やプラークを除去(プラーク染出しで指導も良い)
440度の湯に患者用義歯洗浄剤を溶かし10分間義歯を超音波洗浄
5十分な照明下で義歯を観察
6着色や歯石がある場合は、別項で示すプロケア用義歯洗浄剤で洗浄
7十分に水洗、乾燥させて、沈着物残存をチェック(歯科医師)
8義歯の適合状態を診察(歯科医師)