日本老年歯科医学会、日本在宅栄養管理学会 > 要介護高齢者の口腔・栄養管理のガイドライン > 2017
■ エッセンス
現状評価→プログラムの作成→実施→プログラムの評価
■ 詳細
口腔機能向上プログラムにおいて、実際どのような訓練を行うかは標準化されておらず、その個人・集団の解決すべき問題点を踏まえ、個別に設計します。
どんな訓練でもそうですが、まずは解決すべき問題点・課題点を抽出します(現状評価、アセスメントともいう)。その結果に基づき、集団あるいは個別にプログラムを提供します。プログラムは口腔体操の指導、口腔清掃の指導、口腔清掃の実施、唾液腺マッサージの指導、咀嚼訓練(指導)、嚥下訓練(指導)、発音・発声に関する訓練(指導)、食事姿勢や食環境についての指導などがあり、定期的に訓練の成果を評価するためにアセスメントを行います。