日本老年歯科医学会、日本在宅栄養管理学会 > 要介護高齢者の口腔・栄養管理のガイドライン > 2017
■ エッセンス
栄養補助食品(介護食品)を間食や補食として活用
■ 詳細
要介護高齢者においては、たんぱく質、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンB6、ビタミンB12などのビタミン類、食物繊維が不足する傾向にあるため、栄養補助食品を間食や補食で使用することは有用です。
地域のフレイル高齢者におけるランダム化比較試験において、エネルギー摂取量、たんぱく質摂取量増加によりフレイル進行を予防したとの報告がありますので、要介護高齢者に対しては積極的に栄養補助を行う(200~400kcal程度)ことが大切です。