真菌性肺炎・誤嚥性肺炎と口腔カンジダ症
口腔内のカンジダを大量に誤嚥することにより、気道内に侵入して誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。奥羽大学の清浦先生の「Candida albicans によるマウスの実験的嚥下性肺炎では、カンジダは誤嚥性肺炎の原因となり得ることが示されています。
真菌起因による誤嚥性肺炎を起こしたとき、強い抗真菌薬があるのですが副作用も強いため、投与方法が非常に難しいという現実があります。そのため、いかに真菌症の治療を進めるかというのは医師でも頭を悩ます問題なのです。
上記の事実を理解し、歯科医師が水際で対応できることには積極的に対応していくことが望まれます。
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