■ 概要
私は毎月上海や広州に伺っており、当初は色々と不便しました。
自分の経験より、もしあなたが中国に行かれてもお困りにならないよう【4種の神器】についてお話しします。
・グローバルWiFi
・ポケトーク
・高徳地図
・アリペイ
以下に詳細を説明致します。
■ 中国のネット事情
何はともあれ、ネットに繋がらないと今の時代大変です。
「海外ローミングでOK」とおっしゃる方も多いですが、ご存知の通り中国は【金盾】と呼ばれる非常に高レベルなファイヤーウォールがあるため、ネットアクセス制限が厳しく、海外ローミングサービスは正直使えません。解決策としては、
・VPN対応のルーターを借りる
・繋げるだけで金盾を超えられるルーターを借りる
の2択。
VPN設定は慣れれば簡単ですが、接続も不安定ですし、面倒といえば面倒。
そこでオススメなのが【グローバルWiFi】の中国プラン。
ルーターに無線接続するだけで、日本にいるのと同様にネットサーフィンが可能です。
Gメールはもちろん、FBもインスタもOKです。
私はもう、グローバルWiFi一択です。
■ 言葉の問題
「英語はどうにか…」という方も多いと思いますが、中国語は本当に難しい。
そこで活躍するのが【ポケトーク】
正直、これほど使えるとは思っていませんでした。
下手したら命を助けられるレベルです。
ちなみにポケトークを使うにはネット通信が必要です。
私はグローバルSIMモデルを購入しましたが、中国では通信速度が遅く、翻訳にも時間がかかってしまいます。
そこで、上記のグローバルWiFiと接続し使用しています。
サクサク翻訳してくれます。ちなみに1世代前のポケトークでも全く問題ありません。
ポケトーク&グローバルWiFiで決まりです。
■ 高徳地図
中国で最も有名な地図アプリ。
正直、中国語がわからないと使えません。
しかしこれが役に立つのが、タクシーや場所を聞くとき。
Googleマップなど、我々に馴染みのある地図サービスは中国では精度が悪く使えないことが多いです。
また住所表記が英語のため、現地の方やタクシードライバーには通じないことも多々。
そこで、行先名や住所をコピって高徳地図に貼り付けます。
そしてそれを見せて、ポケトークで「ここに行きたいのです」といえばOK。
特にホテルの住所は英語表記のことが多く、これをドライバーに見せても??となることが多いため、この方法はとっても便利です。
■ アリペイ
ご存知の通り、というか、想像以上に中国はキャッシュレス社会です。
コンビニで100元紙幣を出そうものなら、透かすわ、擦るわ、もう大変です。
2019年10月まで、中国国内で居住、お仕事をしていない方がキャッシュレス決済するにはいくつか超えるべき壁がありましたが、アリペイがツアーパスという決済システムを提供してくれています。これにより、我々も中国で簡単にキャッシュレス決済ができるようになりました。ただしタクシーは現金払いなので注意が必要。
← 中国ができて、アプリで呼べる方は別ですが…
以上、中国旅行における4種の神器でした。
文責:OralStudio代表歯科医師 小城 賢一