■ う蝕予防を再考する
う蝕予防におけるフッ化物の重要性は、歯の脱灰・再石灰化の側面より多くの論文により明らかにされており、また長年にわたり臨床的にも効果が認められています。
日本ではフローデンA(フッ化物イオン濃度9,000ppm)に代表されるフッ化物塗布が一般的ですが、より高濃度かつ局所貯留が可能な製品が望まれています。
OralStudioではクリンプロ™ ホワイトバーニッシュ F(スリーエム社)の日本発売に関する情報を得ました。
当製品は知覚過敏抑制材として、またう蝕予防のためのフッ化物として使い勝手が良く、既に海外では多くの臨床実績やエビデンスが蓄積されています。
バーニッ シュ=【予防】【小児】【矯正】のイメージが強いですが、本製品の効果効能・操作性を鑑みると、全ての歯科治療に活用できるとOralStudioでは考えます。
■ クリンプロ™ ホワイトバーニッシュ Fとは?
●アメリカで最も使用されているフッ化物配合バーニッシュ
●フッ化物を最大24時間継続的に放出
●フッ化物濃度は22,600ppm、再石灰化を促進するTCP配合
●耐久性の高い塗布被膜
●個装で使いやすい
●プラーク存在下でも塗布が可能
●知覚過敏抑制効果あり
●10年以上の臨床実績
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