今回のテーマである小児在宅歯科の説明をする前に、高い先生が小児在宅診療に関わることになった経緯、当時の状態についてお話します。

子どもの在宅診療がなぜ必要で、どのような子どもを対象なのか、医療的ケア児への理解を深めます。

医療的ケア児はどのような「くち」をしているのか、どのようなケアが必要で、保護者はどのような思いでいるのかを掘り下げていきます。

医療的ケア児の訪問診療では業種を超えた連携が必要です。また近年、法令改正等により支援体制が拡充されてきました。その例についても解説します。

現在、医療的ケア児の訪問歯科は担い手不足が指摘されています。高齢者対象の訪問診療をされている歯科医、または訪問診療をしていない小児歯科医が参入するには、どのように進めていけばよいのかを提案します。

医療的ケア児の訪問診療には何が必要なのでしょうか。高井先生が日頃使用されている器具類と選択のポイントについて説明します。

医療ケア児の在宅診療での初回訪問時の基本的な流れについて、ステップごとに解説していきます。

訪問診療では歯科専用チェアは使用できません。では、どのように診療体制を整えていくのか、子どもも術者にも大切になる姿勢について解説します。

医療的ケア児の歯科診療では呼吸と嚥下が大切です。吸引、気管切開、人工呼吸器についてそれぞれ解説していきます。

医療的ケア児の家族はどのようなことに悩まれるのか、実例を挙げて、口腔衛生・乳歯の抜去タイミングの指導などの指導方法を紹介します。

小児在宅歯科診療に必要なスキルを考え、小児在宅歯科診療の参考となる書籍・学会を紹介します。