概要
【使用目的、効能又は効果】
仮封に用いる
【操作方法又は使用方法等】
用時液剤に散剤適量を加えて練合わせ、柔らかいパスタ状とし局所に用いる。
[使用方法]
(1)練和
本材の適量(標準散液比は、液:2滴(約0.06mL)に対し、散:0.3 - 0.4gである)を練坂上にとり、練和温度20 - 25℃、湿度40 - 60%RHで液に散を徐々に加えて約1分間練和する。練和終了からの操作時間は2 - 3分である。(本材の硬化時間は約5分である。)
(2)填塞
上記のように練和したセメントを窩洞に填塞する。
その後、アルコール綿球で軽く圧接しながら窩洞に正しく填塞し、同時に表面形成を行う。
(3)術後の整備
器具に付着した本材は、硬化しないうちにアルコール綿などで拭き取ること。
(4)仮封材の除去
仮封材の除去は、エキスカベータを加熱して行う。
【禁忌・禁止】
本材の成分に対し過敏症の既往歴のある患者には使用しないこと。
内容量
包装
散:50g
液:20mL
セット:50g/20mL
医療機器承認番号
220AFBZX00250000