概要
可動可搬型臥位パノラマX線撮影装置として開発されたLapix7007は、立位姿勢が困難な、小児、身障者、老人等のパノラマ、顎関節、頸椎部撮影を可能にしました。
また、頸椎部のX線写真撮影が可能で、整形外科領域で必要な頸椎のX線診断情報が簡単に得られ、交通事故等による患者さんのX線診断に効果を発揮します。
さらに、可動可搬型のLapix7007は、様々な災害および事故の現場等に持ち込み、身元不明者のパノラマX線撮影ができます。
そのX線写真に基づいて、歯科医院と連携により、個人認識が高精度で迅速に行えます。
特徴
高周波インバータ方式の採用により、鮮明なX線撮影が可能です。
撮影モードの切替はワンタッチで行えます。
撮影条件は、撮影モードと管電圧の設定で撮影できます。
位置付け時、撮影機構部が前後、左右に移動できるため、患者さんへの負担が軽減されます。
装置仕様
名称 可動型臥位パノラマX線撮影装置
品名 LPX7007
電源電圧 90132V 50/60Hz
電源容量 1.5kVA
高電圧発生 高周波インバータ方式(100kHz)
X線管電圧 60.65.70kV
X線管電流 7mA一定
撮影時間 パノラマ:12sec 顎関節:10sec(4分割)
頸椎撮影:10sec ドライスカル:12sec
X線管球 D - 0811S
X線管焦点 0.8×0.8mm
総濾過 2.5mmAl
露出方式 マニュアル撮影
位置付ビーム 正中、眼耳平面、顎先端置
使用フィルム パノラマサイズ
使用カセッテ パノラマサイズ
寸法(mm) 807(W)×828(D)×1,198(H)
重量 95kg
※本製品は、EMC規格 JIS T0601 - 1 - 2:2002に適合しています。